狙い目2027年度入試読了 約5分

狙い目の女子大(首都圏・2027年度入試版)

全国の女子大のうち、首都圏で倍率・合格率から見た狙い目を独自にピックアップ。

なかてつ(中村 哲朗)Pyxis Lab 共同代表/約700大学の募集要項を毎年読み込む人

どうも、「日本一、総合型選抜の募集要項に目を通している男」なかてつです。

この記事でわかること
  1. 首都圏の女子大学のなかで、独自にピックアップした狙い目の女子大

首都圏の女子大学のなかで、独自にピックアップした狙い目の女子大

全国にある女子大学は約80校ほど。そのおよそ半数が首都圏に存在しているわけですが、総合型選抜の募集要項を収録している当方のデータベースでも、女子大学は全国で42校、そのうち21校が首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)と、やはりほぼ半数です。

今回はそんな首都圏の女子大学のなかで、2026年度入試の結果と2027年度入試(2027年4月入学)の募集要項をもとに、独自にピックアップした狙い目の女子大をご紹介します。早速いきましょう!

※志願者・合格者・合格率は2026年度入試の結果、募集枠・出願期間・選抜方法・出願要件は2027年度入試の募集要項に基づきます。

①お茶の水女子大学 理学部 情報科学科(理系総合型選抜・新フンボルト入試)

募集枠:7名 志願者:12名 合格者:8名 合格率:67%(倍率1.7倍)

出願期間:2026年10月16日~10月22日(Web登録)/選抜方法:一次:書類審査、二次:口頭試問、面接/出願要件:数学Ⅰ~Ⅲ・A・B・C、情報Ⅰと理科1科目の履修(調査書A段階以上を推奨)/専願

国公立大学では全国にたった4校しかない女子大の一つ(他は奈良女子、群馬県立女子、福岡女子)。文教育学部や生活科学部といった文系学部は、募集枠2名に対して16名が志願(倍率8倍)し、合格率は0~25%と非常に難関。

ただ一方理系学部に目を向けてみると比較的競争が緩やかで、理学部の情報科学科は倍率1倍台で合格率も67%。数学科も募集枠3名に志願者8名・合格者3名です。

小論文や共通テストは課されず、二次は口頭試問と面接のみ。10月中旬からの出願なので、まだ間に合います。

②日本女子大学 文学部 英文学科(総合型選抜)

募集枠:10名 志願者:72名 合格者:59名 合格率:82%(倍率7.2倍)

出願期間:2026年9月7日~9月15日/選抜方法:一次:書類審査、二次:小論文、口頭試問/出願要件:英検CSE1950以上、GTEC930以上、IELTS4.0以上など英語外部試験の基準/併願可

倍率7.2倍と聞くとひるみそうですが、72名が志願して59名が合格、合格率は82%。募集枠10名のところに59名を合格させているわけで、「倍率は難易度ではない」の典型例ですね。

英語資格の出願要件はありますが、他大学との併願も可能です。

③東京女子大学 現代教養学部 人文学科 歴史文化専攻(知のかけはし入学試験・ディスカッション型)

募集枠:4名 志願者:7名 合格者:6名 合格率:86%(倍率0.8倍)

出願期間:2026年9月1日~9月4日(郵送)/選抜方法:一次:書類審査、二次:レポート作成、小論文、グループディスカッション、面接/出願要件:評定平均3.7以上、指定の4技能英語資格の基準/併願可

2026年度入試では募集枠9名に対して志願者7名と定員割れしたうえで6名が合格。2027年度入試は募集枠が4名に減っていますが、評定3.7以上と英語資格という要件をクリアできる人にとっては、併願可の狙い目枠です。

同じ方式の英語圏文化専攻も志願者12名・合格者10名(合格率83%)でした。

④大妻女子大学 人間共生学部 心理学科(総合型選抜・自己推薦型Ⅰ期)

募集枠:15名 志願者:18名 合格者:18名 合格率:100%

出願期間:2026年8月20日~9月7日/選抜方法:一次:書類審査、面接、口頭試問、二次:書類審査/出願要件:特になし/専願

2026年度入試は募集枠5名に対して18名が志願し、全員合格。しかも2027年度入試では募集枠が15名に拡大されています。

出願要件なし、小論文なしで、面接と口頭試問が中心。同学部の福祉学科(10/10)、社会学科(9/9)も合格率100%でした。

⑤昭和女子大学 食健康科学部 食安全マネジメント学科(総合型選抜・多面評価型/基礎学力テスト型)

志願者:12名 合格者:11名 合格率:92%(多面評価型、倍率0.6倍)

出願期間:多面評価型 2026年9月24日~10月2日/基礎学力テスト型 2026年10月29日~11月6日/選抜方法:多面評価型は一次:書類審査、レポート作成、二次:小論文or適性検査、面接。基礎学力テスト型は書類審査、筆記試験/出願要件:特になし/併願可

2026年度入試は募集枠20名に対して志願者12名と定員割れしており、11名が合格。10月末出願の基礎学力テスト型も志願者11名・合格者10名(合格率91%)です。

昭和女子大学の総合型選抜はどの学科も併願可なのがありがたいところ。

⑥清泉女子大学 地球市民学部 地球市民学科 ソーシャルデザイン領域(総合型選抜 10月2期・英検方式)

募集枠:4名 志願者:9名 合格者:9名 合格率:100%

出願期間:2026年9月11日~10月15日(Web登録)/選抜方法:書類審査、面接/出願要件:英検CSE1700以上、GTEC680以上など英語(またはスペイン語)外部検定の最低基準/併願可

選抜方法は書類審査と面接だけ、併願もできて、2026年度入試は全員合格。英検方式の名のとおり英語資格が出願要件ですが、基準は英検CSE1,700以上と比較的ゆるめです。

小論文方式(書類審査・小論文・面接)も志願者10名・合格者10名で合格率100%でした。10月15日まで出願できます。

このほか、白百合女子大学 人間総合学部 発達心理学科(事前課題方式・専願)は募集枠20名に志願者19名と定員割れで、19名全員が合格(選抜方法は書類審査と面接のみ)。やはりというか、女子大はどうしても文系学部の割合が多くなりますね。

まとめ

首都圏の女子大は、文系中心ながら「併願可で選抜方法がシンプル」「定員割れ気味」「募集枠が拡大」といった狙い目ポイントを持つ学科が意外と多くあります。倍率の数字だけで敬遠せず、合格率と選抜方法まで見て候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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